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技術の現場から技術の先を読む    by MediaResource

水中撮影から天井のひび割れまで見つけるドローンたち

 第2回国際ドローン展(幕張メッセ。4月22日まで)には、いろんな産業用ドローンが展示してありました。制御技術などにも特徴があるのでしょうが、コアになる用途をどうやって掘り起こすか。そこにドローンの将来がかかっています。

 今回紹介するのは産業用ドローンメーカーのプロドローン(名古屋市)が開発したドローンです。用途がバラエティに富んでいたので印象に残りました。その中からいくつかピックアップしました。

全天候型のドローン。放送業務用の大型カメラを搭載。安定した撮影が可能になるそうです。

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天井に張り付くドローン。パナソニック、AVCネットワークス社向けに開発した自走型平面検査専用機。天井にぴたりと張り付き、タイヤで自走しながら天井の検査を行います。0.1ミリレベルのクラックも検出できるそうです。

 

水中撮影も可能なドローン。完全防水モーターを装備しているため水面に着水して移動できます。

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ドローンのコンセプトモデル。重い荷物を搭載して遠くまで運ぶドローンを目指しているそうです。

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