ECOTECH PRESS 技術を見に行く

技術の現場から技術の先を読む    by MediaResource

ドローンだからできることは。まだまだあります

 ドローンに何ができるのか。やれることはたくさんあるでしょうが、とりあえず気になったドローン(国際ドローン展)を紹介します。細かな話は後ほどアップ予定。

燃料電池搭載のドローン(自律制御システム研究所)
水素を搭載した燃料電池で発電。ドローンを飛ばします。リチウムイオン電池搭載のドローンは飛行時間は数十分程度。燃料電池ならさらに長時間、飛行できるというわけです。

f:id:take4e:20160422223358j:plain

VTOL型ドローン(自律制御システム研究所)

ヘリコプターのように垂直方向に離着陸できると同時に、後ろに取り付けたプロペラで飛行できます。構造がシンプルなため安全性も高いということでした。重い荷物を遠くまで運ぶことが狙いです。

f:id:take4e:20160422223409j:plain

特定ドローン捕獲用の大型ドローン(プロドローン)
特定のドローンを捕獲する装置を搭載しています。ドローンの機体の下にネットランチャーを装備。特定ドローンを自動追尾し、ネットランチャーを発射して捕獲します。

f:id:take4e:20160422223419j:plain

3次元マッピングシステム(アルゴ)
レーザーを照射することで3次元マッピングを実現します。レーザーは水平方向360度で、上下角度は30度です。この条件内にあるものにレーザーを照射。3次元構造物をリアルタイムで描くことができます。
 写真の3次元マッピングは幕張メッセの国際ドローン展の会場。台車の上に3次元レーザー装置を載せて、展示会場を歩き回りながらマッピングしていました。

f:id:take4e:20160422224340j:plain

f:id:take4e:20160422224612j:plain