FITが変わる、再エネ市場は変わるか?
PVJapan 2016、再生可能エネルギー世界展示会がパシフィコ横浜(6月29日〜7月1日)でありました。以前に比べると展示件数は減った印象があります。しかし再生可能エネルギー市場が縮小しているわけではありません。むしろ、次のステージへ移行する転換の時期。ちょうどそこにさしかかっているともいます。
いわゆる改正FIT法(電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律)が成立し、2017年4月1日より固定価格買取制度は変わります。
FITはあくまで再生可能エネルギー市場を切り開くための駆動装置です。制度がずっと続くわけではありません。その間、自立的な市場をいかにつくりあげるか。
でないと、いずれ、うち捨てられた太陽光パネルがあちこちに晒される事態になるでしょう。新たな再エネのビジネスモデルが求められています。
写真はスカイロボットの太陽光パネル掃除ロボットです。ロボットがパネルを左右、上下に移動しながら純水で汚れを洗い流します。ロボットはリースで提供されます。メンテナンスビジネスですね。