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技術の現場から技術の先を読む    by MediaResource

再生可能エネルギーの国際展示会で気がついたものたち。

 7月27日から、再生可能エネルギー国際会議と展示会が東京ビッグサイトで開催されました。PV JAPAN 2014も同時開催されたためか、太陽光発電関連が目立っていましたが、その他の再生可能エネルギーの展示もありました。

 あわせて開かれたセミナーでは、固定価格買取制度の政策立案担当者も登場し、本音が聞ける場面もあるなど、実に面白い展示会でした。それについては次回、再生可能エネルギーの技術とあわせて、何度かに分けて説明します。

 今回はほんの一部ですが、再生可能エネルギー関連の写真を掲載します。

 

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静岡中部金属開発協同組合が独自に開発、製造した小水力発電設備。農業用水路にこのままドーンと設置する、大胆なアイデアです。

 

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NEDOブースにあったIHI NeoG Algae合同会社の微生物培養装置。培養されているのは高速増殖型ボツリオコッカスです。ダミーでは無い、つまり本物の生きたボツリオコッカスを展示していると担当者は説明していました。

 

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クアトロエジャパンの単結晶シリコン太陽電池パネル。パネル表面に酸化チタンを焼き付けコーティングしているそうです。酸化チタンは光触媒。パネル表面についた有機物の汚れを分解し、雨で流しやすくしてあるそうです。結果、メンテナンス費用が削減できると、力説していました。

 

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ゼファーの小型風力発電です。小型といっても5kWの出力があります。

 

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企業、大学などで組織された集光型太陽熱技術研究会もブースを設けていました。写真は太陽光を集めるための反射ミラーです。